過去問を解く目的: 志望校の傾向を知る 過去問を解く1番の目的は、 その学校の出題傾向を知ること です。出題傾向を把握することで、どのような形式の問題がどのタイミングで出るかを予想出来るようになります。そうなることで、時間配分を正確に出来るようになったり、どのような練習問題を解けば良いのかを知ることができます。 2. 志望校の過去問について あなたが志望する学校の過去問については、 最低5年分は解きましょう 。5年分と聞くと量が多いと思うかもしれませんが、量をこなすことで傾向を正確に把握することが出来ます。また、演習を重ねることで問題への対応力も上がりますので頑張ってみてください。 3. 併願校の過去問について 志望校以外でも受験を考えている学校の過去問については 3年分は解くことをオススメします。 模試などの判定で合格ラインにいる人でも、入試本番でその点数が取れるとは限りません。問題が難化する可能性も十分ありますので、過去問を解いて本番に備えておきましょう。 4. 受験校以外の過去問について 志望校・併願校の過去問を一通り時終わり、復習も終わったという方は更に力をつける上で受験校以外の過去問を解くことを勧めます。 特に受験校と同等レベルの学校の問題を解くことで更に対応力を身に付けることが出来る ので、余裕がある方は是非受験校以外の過去問を解いてみてください。 5.
英語は正しい勉強法で学習すれば、誰でも高得点が狙える科目です。しかし、間違った方法で勉強を続けていると、成績が伸び悩んでしまうでしょう。本記事では、英語の勉強方法について、時期やジャンル別に解説していきます。また、高校英語ならではの学習のポイントについても解説するので、英語の成績を伸ばしたい人は参考にしてみてください。 1. 【時期別】高校受験の英語勉強法 高校受験の英語は時期に合った勉強をコツコツ続け、長期戦で取り組んでいくことで結果はついてくるので恐れることはありません。ここからは、どの時期にどのような勉強に取り組めばよいのか、中学3年まで・中学3年の夏まで・中学3年の夏から受験までの3つに分けて解説していきます。それぞれの時期で到達しておくべきレベルは異なるので、しっかり確認することが大切です。英語や国語は学習してから結果が出るまでに時間がかかる人もいます。そのため、すぐに結果が出なくてもあきらめずに、根気よく学習を続けていくことが重要です。ここで紹介する勉強を参考にしつつ、計画を立てながら英語の学習を進めていきましょう。 1-1. 中学3年まで 基本的に、中学1、2年生までは志望校の過去問を解くよりも、学校の定期テスト対策に力を入れるほうがよいでしょう。定期テストの点数は、高校に提出する「内申点」にも関係しています。公立高校では内申点を重視しているところも多いので、たかが定期テストと思って気を抜かないことが大切です。なお、公立高校だけでなく、私立高校でも入試の成績だけでなく、内申点を重視しているところも多くあるので、まずは定期テストで高い点数を取って内申点を上げることに集中しましょう。 また、定期テストの点数が取れていれば、その部分の内容はしっかり理解しているとも判断できます。単語や文法などの基礎がしっかり身に付いているかどうかを定期テストで確認するのもよいでしょう。長文問題を解こうと気持ちが焦ってしまう人もいるかもしれませんが、単語や文法をよく理解しないまま長文問題を解いても、よい点数は取れません。分からないままやみくもに長文問題を解くことは、効率のよい勉強とはいえないのでやめるべきです。長文問題をスラスラ解ける基礎を身に付けるためにも、まずは教科書中の単語や熟語は書けるレベルまでマスターすることに注力しましょう。 1-2. 中学3年の夏まで 中学3年生の夏までは部活動で忙しく、なかなか勉強時間が確保できない生徒もいるかもしれません。そのような場合、受験勉強に多くの時間をかけるのは難しいため、通学や休み時間などの隙間時間を有効活用しましょう。英単語カードなど、手軽に持ち歩ける勉強道具であれば、隙間時間の学習に最適です。少しずつでも、積み重ねれば実力は身に付きます。そして、夏休み期間を利用して、それまでできなかった勉強時間を確保していきましょう。具体的には、夏休み以前までに習った文法の総復習・語彙力の強化・過去問調べなどを行います。 志望校の過去問を解くうえでは文法をしっかり理解しておく必要があります。人によって苦手な単元は異なるので、自分の苦手な範囲を見つけたら、夏休み中に克服できるように復習することが重要です。また、単語や熟語についても、入試に出やすいものがあるので出題頻度が高いものから覚えていきましょう。過去問に関しては、まだこの時点では解かなくてよいですが、問題構成や出題傾向などを見るだけでもしておくと、夏以降の勉強に必要なレベル感を掴むことに役立ちます。 1-3.
知らない単語だった 2.
The following two tabs change content below. この記事を書いた人 最新の記事 塾講師として多くの生徒の成績をアップした勉強ノウハウを解説するブログ「スタハピ」の運営者。 阪大&阪大院卒、塾講師歴5年、家庭教師歴6年、商社を経て、IT企業で勤務中。 ▶詳細プロフィール 高校受験で英語がニガテ科目だけど、どうやって勉強すればいいかわからない 中学校の英語がさっぱりわからない こんな悩みに答えます! 高校入試での英語はもはや「必須科目」ですが、英語が嫌いな受験生ばかりではないでしょうか。 実際に、 英語は「中学生の好きな教科ランキング」で最下位クラス です。 中学校の「英語」は1990年は下から2番目、25年後の2015年では最下位となっています。この25年間で、「好き」の割合は高くなりましたが、相変わらず下位に位置していることになります。 (参考) 25年間で子どもの好きな教科はどう変わった? 塾講師として教えた生徒達も、はじめは「英語が嫌い」と言う人の方が多かったです。 嫌いな理由は「わからないから」 なんですよね。 わからない文章を読んだり、書いたりすることは苦痛です。 しかし、 英語がわかるようになれば、英語を使うことが楽しくなります。 そうなれば、 高校入試の英語はカンタン です。 塾でも教えていた、高校受験の英語の実力をアップできる勉強法を紹介します。 あわせて読みたい 【保存版】塾で教える高校受験の勉強法を完全公開!「合格に必要な3つのポイント」を元に塾なしでも使え... 私はこれまで、個別塾講師として、多くの高校受験生を担当してきました。 高校受験生と保護者様に共通する悩みが「志望校に合格したいけど、何をしたらいいかわからない... 目次 高校受験の英語の入試問題は実はとても簡単!
中学3年の夏から受験まで 夏休みが終わったら長文問題をメインに練習していきます。最初はゆっくりと長文を読み、書かれている内容を把握できるかどうか確認しましょう。そして、長文問題を解いていく中で覚えていない単語や文法が見つかったら、その時点で覚えていきます。このように、長文問題を解きながら単語や文法の復習もしていきましょう。入試本番までに苦手な分野を見つけ、克服していかなくてはいけないので、それらの時間を考えると遅くとも10月中旬からは志望校の過去問に着手していくべきです。 過去問を解く場合は、出題傾向を把握するためにも最新の問題から取り組んでいきます。点数だけに気をとられず、どの分野が分からないのかを洗い出し、徹底的に見直しをしていくことがポイントです。 2. 【ジャンル別】高校受験の英語勉強法 英語と一口にいっても、ジャンルによって学習する目的や学習方法が異なります。ここからは英語のジャンルを英単語・英文法・長文読解・リスニングの4つに分けて、それぞれの勉強方法を解説していきます。 2-1. 英単語 中学校3年間で覚えるべき英単語・連語・慣用表現は約1800語といわれていますが、高校入試のためには2000~2500語程度必要なので、効率よく短期間で覚えていくことが大切です。そのためにも、単語カードを活用してみましょう。単語カードを使う場合は、カードの表に日本語を、裏に英語を記入します。覚えた英単語は外していくことで、覚えていない単語のみに集中して暗記することができ、効率のよい反復学習が可能です。また、50語くらいを1つの単位として一度に覚えていく方法がおすすめです。 1つの英単語の確認は2~3秒程度で日本語を見たらすぐに対応する英単語を答えられるように練習していきます。すぐに思い出せないものは身に付いていないと判断し、繰り返し練習して覚えていくようにしましょう。このようなペースで学習すれば、時間をかけずに効率よく暗記ができます。なお、英単語を覚える際は同じ意味の単語を関連付けることで、幅広い語彙を暗記することが可能です。暗記するときは五感を活用するとよいといわれているので、英単語を声に出し、視覚と聴覚を使いながら学習しましょう。 電車の中など、声に出して勉強しにくい環境のときは、頭の中で発音を思い浮かべるだけでも効果があります。発音が分からない英単語があれば、音声付きの電子辞書で正しい音を理解することで、より覚えやすくなるでしょう。 2-2.
単語や文法を覚えて、入試問題で練習すればいいのか! NAO そうすれば、必ず英語はできるようになります! 上記の勉強法をシンプルにまとめると次のようになります。 高校受験英語の勉強法 ルールである「英文法」を理解する 「英単語」を覚えて、使える表現を増やす 英単語と英文法を「例文」で実践的に覚える 入試問題集で実践トレーニングをする 「知識を覚えてから、実践トレーニングをする」という 順番がとても大切 です。 「英語がわからない」と悩む人は、「まだ基本知識を覚えていないのに、実践トレーニングをしてしまっているからできない」だけ です。 英語の勉強法がわからない人は、 まずは英単語や英文法を覚えることから始めてみてください! 正しい勉強法で確実に進めるには通信教育もおすすめ 正しい勉強法で確実に対策するために、実は「通信教育教材を利用すること」もおすすめの方法 です。 通信教育教材は目標レベルに合わせて 過去の膨大な実績があるカリキュラムに沿って、必要な教材を届けてくれます。 そのため、自動的に正しい勉強法で勉強することができます。 中でも進研ゼミは、市販の教材とは解説のクオリティが段違いで、特におすすめできます。 効率的に勉強を進めたい高校受験生にピッタリの教材です。英語を確実に得意にしたい場合は絶対に活用したいです。 期間限定でお得な特典が用意されていることがあるので、検討される場合は早めに公式サイトのチェックだけでもしておくのがおすすめです。 あわせて読みたい 【元塾講師が分析】進研ゼミ中学講座を使うメリットとデメリットは何?「どんな中学生なら使うべきか」... 進研ゼミは評判のいい通信教育ですが、実際にどんなメリットやデメリットがあるのか気になりますよね。 また、塾や家庭教師など、他の学習スタイルもある中で「どんな中...